棋聖戦とは
棋聖戦は、将棋のタイトル戦の一つ。序列は8番目と、最下位のタイトルです。タイトル戦については、こちらの記事でまとめています。
【将棋】八大タイトル戦の序列と仕組みを徹底解説
藤井竜王の活躍で盛り上がっている将棋界。ニューや新聞で取り上げられる回数もどんどん増してきています。そんな中、ニュースや…
棋聖戦五番勝負
| 持ち時間 | 1日制・4時間 | 
| 番勝負 | 5番勝負 | 
| 主催 | 産経新聞 | 
棋聖戦の予選
一次予選
順位戦C級1組以下の棋士と女流棋士2名によりトーナメント戦が行われます。順位戦B級2組以上の棋士と、その他の成績上位者はシードとなり、二次予選からの参加となります。
二次予選
一次予選を勝ち抜いた8名の棋士とシード者によりトーナメント戦が行われます。二次予選を勝ち抜いた10名程度の棋士と成績最上位のシード者は決勝トーナメントに進出します。
決勝トーナメント
二次予選を勝ち抜いた棋士とシード者によるトーナメント戦が行われます。トーナメントの勝者が棋聖戦の出場権を獲得します。
歴代の棋聖
近年では佐藤康光九段と羽生善治九段が棋聖戦で活躍しています。両者は永世棋聖の資格(通算5期)を保持しています。
| 年度 | 棋聖 | 
| 2021 | 藤井聡太 | 
| 2020 | 藤井聡太 | 
| 2019 | 渡辺明 | 
| 2018 | 豊島将之 | 
| 2017 | 羽生善治 | 
| 2016 | 羽生善治 | 
| 2015 | 羽生善治 | 
| 2014 | 羽生善治 | 
| 2013 | 羽生善治 | 
| 2012 | 羽生善治 | 
| 2011 | 羽生善治 | 
| 2010 | 羽生善治 | 
| 2009 | 羽生善治 | 
| 2008 | 羽生善治 | 
| 2007 | 佐藤康光 | 
| 2006 | 佐藤康光 | 
| 2005 | 佐藤康光 | 
| 2004 | 佐藤康光 | 
| 2003 | 佐藤康光 | 
| 2002 | 佐藤康光 | 
| 2001 | 郷田真隆 | 
| 2000 | 羽生善治 | 
その他のタイトル(序列順)
| タイトル | 
| 竜王 | 
| 名人 | 
| 王位 | 
| 王座 | 
| 棋王 | 
| 叡王 | 
| 王将 | 
| 棋聖 | 
それぞれの項目から詳しく解説しているリンクへジャンプできます。竜王と名人の序列については議論があり、賞金額では竜王に、伝統では名人に分があります。
棋聖戦を楽しむ
棋聖戦は6月から7月にかけて行われます。予選は一年を通じて行われます。
Abema TV でも、順位戦の対局の配信を行っています。下画像のように棋聖戦に限らず様々な棋戦の配信も行っています。
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