将棋に興味を持ったものの、「何から覚えればいいかわからない」と感じる方は多いでしょう。将棋 初心者 何から手をつけるべきかを明確にすることは、挫折せず楽しみながら続けるための第一歩です。
まず全体像を知りたい方は、将棋のやり方や基本ルールを初心者向けに解説した記事や、初心者のための基礎知識と練習方法をまとめたガイドも参考になります。
本記事では、将棋初心者が最初に取り組むべきポイントを順を追って紹介します。ルール・実戦・学び方の順番を知ることで、上達への道がぐっと近づきます。
ステップ① 駒の名前と動かし方を覚える
最初に覚えるべきなのは、駒の種類とその動き方です。将棋には以下の8種類の駒があります。
- 王将:八方向に1マス動ける
- 金将:縦・横・斜め前に1マス
- 銀将:斜め前と前、斜め後ろに動ける
- 桂馬:前方に飛び越えて2マス進む(L字)
- 香車:前方に何マスでも直進
- 歩兵:前方に1マスずつ進む
- 飛車:縦横に何マスでも進める
- 角行:斜めに何マスでも進める
初心者はまず駒の動きを理解し、自然に使えるようになることが重要です。一つずつ、実際に動かして覚えましょう。
ステップ② 基本ルールと勝ち方を理解する
将棋の目的は、相手の「王将(玉将)」を詰ませることです。これを「詰み」と呼び、ゲームの終了条件となります。駒は取るだけでなく、「成る(=駒の能力を変化させる)」ことや、「持ち駒を使う(打つ)」ことも可能です。
覚えるべき基本ルール:
- 駒を「成る」ときは相手陣地(敵陣3段目)に入ったとき
- 一度取った駒は、自分の手番で盤上に打てる
- 二歩、打ち歩詰め、千日手などの禁止ルールもある
初めは複雑に感じても、1つずつ体験しながら覚えることで自然と理解が深まります。
ステップ③ 実戦や簡単な詰将棋に触れる
基礎を学んだら、次は実戦や詰将棋での体験学習です。相手と指すことでルールが定着し、状況判断や駒の活かし方も学べるようになります。
実戦で得られること
- 駒の価値や配置の大切さを体感できる
- 「この手で何が狙えるか?」という視点が育つ
- 実際の流れで覚えることで、ルールの理解が定着する
また、詰将棋(1〜3手詰)から始めることで、終盤の感覚も磨かれます。問題を解きながら「詰みとは何か」を感覚的に学べるのでおすすめです。
ステップ④ 将棋の基本戦法を知る
ある程度駒の動きとルールに慣れてきたら、序盤の進め方=戦法を知りましょう。
初心者におすすめの戦法:
- 居飛車:飛車を右側(2筋)に置く、正統派スタイル
- 四間飛車:飛車を左側(4筋)に動かしてバランスよく守る
- 中飛車:飛車を中央(5筋)に置き、攻めと守りを両立させる
最初は自分の性格や指しやすさに合った戦法を1つ選び、じっくり練習するのが効果的です。
ステップ⑤ 継続学習で着実に上達
将棋はすぐに強くなるゲームではありません。毎日の少しずつの積み重ねが力になります。
上達のためのおすすめ学習法:
- スマホアプリで毎日1局プレイ
- YouTubeや書籍でプロの指し方を学ぶ
- 詰将棋アプリで終盤力を鍛える
- 棋譜を並べて読みの力を伸ばす
楽しく学べる方法を見つけ、自分のペースで続けることが大切です。
終わりに|「何から始めるか」が分かれば将棋はもっと楽しくなる
将棋は奥が深く、一生楽しめるゲームです。けれど、最初に「何から始めればいいのか」が分からないままだと、せっかくの興味も続きません。
まずは駒の動かし方、基本ルール、簡単な実戦――この3つからスタートしてみてください。そこからあなたの将棋の世界が広がっていきます。
将棋 初心者 何から覚えるべきかを明確にすることが、継続と上達のカギです。焦らず一歩ずつ、あなたのペースで将棋の魅力を楽しんでください。