【将棋初心者講座】初心者のための最も大切な将棋の勉強法3つ

藤井六段の活躍や羽生二冠の永世竜王獲得などで燃えている将棋界。こういったことがきっかけで将棋に興味を持ち始めた人も多いと思います。

この記事では、そんな方が初心者の壁をいち早く脱却していくための最も大切な将棋の勉強法を3つ紹介します。上達するには避けて通れない道ですし、確実に力のつく道でもあります。

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将棋初心者向けの本を1冊買ってしっかり読む

ルールが分かっていないと何も始まらないので、まずは将棋のルールを覚えていくわけですが、ここでおすすめなのが実際に本を買ってみること。ネットで勉強するよりも「将棋をやっている感」や達成感があると思います。

大抵の本は⑴駒の動き→⑵基本ルール(禁じ手など)→⑶駒の手筋→⑷玉の囲い→⑸戦法の紹介、といった順で書かれています。⑵までをマスターすれば将棋が指せるようになりますし、⑸までをマスターできれば将棋でかなり勝てるようになります。

入門書一冊をマスターすれば初心者は脱却したといっても良いと思います。1冊で駒の動きから将棋の戦法まで理解できるわけですからね。というわけでまずは入門書を一冊買ってみましょう。

私のおすすめはこれ。

「こども」将棋入門というタイトルですが、決してバカにしてはいけません。分かりづらいポイントや重要なポイントがイラスト付きで描かれていたりしているのがポイント。

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実際に対局してみる

駒の動きと基本ルールを最低限理解したら、実際に対局してみましょう。どうやって対局するかですが、いくつか方法があります。

  • 町の道場にいって対局
  • オンライン将棋道場で対局
  • 将棋ソフトと対局

私のおすすめは、町の道場か将棋ソフト。道場の中にはプロ棋士の指導が受けられるものや、初心者向けの教室が開かれているところもあります。感想戦(対局後にお互い一局を振り返ること)をやってくれる人や駒落ち対局ができるものもあると思うので、とてもおすすめです。あまり時間が取れないという方もたくさんいると思います。そんな方には将棋ソフトとの対局がおすすめ。ネット上には無料で対局のできる将棋ソフトがたくさんあります。

オンライン将棋道場は気軽に指すのには良いのですが、全体的なレベルが高かったり、マッチングが合わなかったりするので、最初のうちはやめておいたほうが良いです。本を覚えるだけでは覚えられなかったような駒の動きや手筋なんかも対局していくうちに分かっていくと思います。勝ち負け関係なく、実際に対局していくことが大切です。

詰将棋を解いてみる

「詰将棋」、ご存知でしょうか。将棋の最終的な目的は、相手の玉を捕まえる=詰ます、ということ。指定された局面や盤面から相手の玉を最短手順で詰ますのが、詰将棋です。

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上は一手詰めの例題です。一手で詰まします。答えは簡単、▲5二金ですね。同玉とは取れませんし逃げることもできないので、詰みとなります。こういった詰将棋の問題をたくさん解いていくことは読みの力を鍛えることや、詰みの形を覚えるのを助けます。

最初のうちは一手詰めから解いていきましょう。一手詰めが解けるようになってきたら、三手詰めや五手詰めへと手数を伸ばしていきましょう。詰将棋の本は高橋道雄九段のシリーズがおすすめです。大きさもいい感じ。

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