王位戦とは
王位戦は、新聞三社連合の主催するタイトル戦。竜王・名人に次ぐ第三の序列を持つタイトルとして知られています。タイトル戦については、こちらの記事でまとめています。
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王位戦七番勝負
王位戦は2日制の7番勝負。2021年からは伊藤園が特別協賛となり、正式名称が「お~いお茶杯王位戦」となっています。
持ち時間 | 2日制・8時間 |
番勝負 | 七番勝負 |
主催 | 新聞三社連合 |
協賛 | 伊藤園 |
王位戦の予選
予選
予選は、全棋士の参加するトーナメント戦です。
挑戦者決定リーグ
予選を勝ち抜いた上位8名とシードの4名が紅白リーグ(6人ずつ)に分かれて総当たり戦を行います。それぞれのリーグの優勝者は挑戦者決定戦に進み、挑戦者決定戦を制した方が王位への挑戦権を獲得します。紅白リーグでの成績上位者は次期予選でのシードを獲得します。
歴代の王位(2000年以降)
表中では羽生善治九段が永世王位の資格を獲得しています(獲得条件は王位を通算10期または連続5期)。また、有名なのは2019年の木村九段による王位獲得でしょう。46歳3か月での初タイトル獲得は将棋界での最年長記録として話題になりました。
年度 | 王位 |
2021 | 藤井聡太 |
2020 | 藤井聡太 |
2019 | 木村一基 |
2018 | 豊島将之 |
2017 | 菅井竜也 |
2016 | 羽生善治 |
2015 | 羽生善治 |
2014 | 羽生善治 |
2013 | 羽生善治 |
2012 | 羽生善治 |
2011 | 羽生善治 |
2010 | 広瀬章人 |
2009 | 深浦康市 |
2008 | 深浦康市 |
2007 | 深浦康市 |
2006 | 羽生善治 |
2005 | 羽生善治 |
2004 | 羽生善治 |
2003 | 谷川浩司 |
2002 | 谷川浩司 |
2001 | 羽生善治 |
2000 | 羽生善治 |
その他のタイトル(序列順)
タイトル |
竜王 |
名人 |
王位 |
王座 |
棋王 |
叡王 |
王将 |
棋聖 |
それぞれの項目から詳しく解説しているリンクへジャンプできます。竜王と名人の序列については議論があり、賞金額では竜王に、伝統では名人に分があります。
王位戦を楽しむ
タイトル戦は7月から9月、予選と本戦は一年通して行われています。
Abema TV でも、王位戦の対局の配信を行っています。下画像のように王位戦に限らず様々な棋戦の配信も行っています。
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