石田流対策

【将棋】超有力!おすすめの石田流対策をまとめてみた

居飛車党がいつも手を焼いている戦法「石田流」。この記事では有力と見られている石田流対策を、居飛車視点で紹介していきます。

石田流には本組と7七角型の二種類があり、石田使いは相手の指し方に応じてそれぞれをうまく使い分けています。急戦系に対しては本組が適しており、持久戦系に対してはどちらもよく用いられますが、7七角型の方がメジャーです。居飛車党も、それにうまく対応することが求められるでしょう。

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素早い仕掛け

本組や7七角型が完成する前に攻め込んでしまうのも考えられます。その分玉が薄く、乱戦になりやすいので研究勝負な部分でもあります。

右四間飛車急戦

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根強い人気を誇る右四間飛車。破壊力が凄まじく、振り飛車側が対応を怠れば一気に崩壊してしまいます。その一方で玉が薄いのがネック。相手のカウンターに気を付けながら攻めていきます。

ここからは△6五歩▲同歩△同銀▲2二角成△同銀▲7七銀△6六銀といった感じで攻めていく手順があります。

定説では振り飛車指しやすいとされていますが、アマチュア同士の戦い、特に急戦系では関係ありません。研究したもの勝ちの世界です。

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本組

本組は、飛車角銀桂全てを活用した重厚な攻めが持ち味。古くから人気の形です。振り飛車側の角のラインがそれているため、居飛車は最大限角筋を活かすことも求められます。

棒金

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最も有名な石田流破りであろう「棒金」です。棒金は指しこなすのが難しい戦法です。金の力で相手の飛車角を抑え込むのが目的の棒金ですが、相手に捌かれてしまい金が遊んでしまうような状態になっては大失敗。

ここから後手は△7四歩▲同歩△同金と7筋を攻めていきます。

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ここで▲7五歩ならば△8四金とよっておいて次の△9五歩からの端攻めが厳しいですね。

振り飛車もそれではまずいので▲6五歩から捌きにきます。ここで相手の捌きを許すか、こちらが相手を抑え込めるかが大きいです。

玉が薄いので勝ち切るのは難しいですが、相手の飛車角を抑えられると気持ちいいです。

袖飛車

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袖飛車も有力な石田流対策。二枚銀で戦うことが多いです。棒金に比べて玉も硬く、攻め方も安定してるのが特徴。それでいながら二枚銀の抑え込み力はすごいです。

袖飛車の場合も棒金と同じような攻め筋が成立します。

△7四歩▲同歩△同銀

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以下同じく▲7五歩なら、△8三銀~△8四銀で次の△9五歩からの攻めが厳しくなります。

ですので先手も▲6五歩から捌いてくるわけですが、

知らない相手にはとことん嵌るので、この攻め筋は覚えておくと良いと思います。

左美濃持久戦

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左美濃持久戦での囲いは銀冠まで発展します。この局面では△9二飛がおすすめの一着。

以下、先手が▲4七金などと悠長な手を指して来たら△9五歩▲同歩△9五飛から飛車交換を狙います。居飛車の囲いは振り飛車の美濃と同等ですから、強気な攻めもしていって構わないわけですね。

VS7七角型

基本的に急戦に対して振り飛車側は▲7七角型を用いません。

通常振り飛車はこちらが左美濃に向かうのを見てから、角を7七に据えてきます。

逆に、振り飛車側が早い段階から▲7七角としている場合やこちらが急戦を明示しているのにも関わらず▲7七角としてきた場合は積極的に急戦を仕掛けていきましょう。

ここでは主に持久戦策について見ていきます。ポイントは、相手の角を捌かせないこと。これから紹介する作戦では角道を閉じて戦います。

左美濃+袖飛車

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7七角型に対する最もメジャーな対策といっても良いのではないのでしょうか。プロの対局でも出てくる形です。

次は△7四歩から攻めていきたいところですが、その前に△4四歩で角道を止めなければいけません。先手の切り札▲6五歩を簡単に許してはいけないわけです。

▲6八銀△4四歩▲6七銀で下図。

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ここから△7四歩と攻めていきます。以下、互角の戦いが続きます。

左美濃から銀冠に進展する持久戦型の左美濃もよく指されるのですが、宮本流など強敵が多いので、今回は除外しました。

石田流対策のおすすめ棋書

石田流を破るための9の鉄則と15の技術

初心者~級位者の方にはおすすめです。細かい定跡というよりは大まかな戦い方の指針を中心に書かれています。

棒金などあまり取り扱われないような内容が盛り込まれているのはポイントですが、その一方で書かれているジャンルが狭く、さらに左美濃などメジャーな対策法については触れられていないため、はっきり言って不満点も多いです。特に有段者には物足りない内容だと思います。

Amazonのレビューでもかなり酷評されています…。

それでも易しく書かれた石田流対策の棋書は少ないので、噛み砕かれたものが読みたいという方は見てみても良いと思います。

石田流の基本~本組と7七角型~

戸辺七段による石田流目線の本ですが、内容がとても良いのでおすすめです。急戦(棒金・袖飛車)の戦い方と左美濃の戦い方、そして穴熊の戦い方について触れられています。ただし右四間飛車については触れられていません。

右四間飛車について勉強したいなら、同じシリーズのこちらが詳しいです。

角交換型の定跡と共に解説されています。

石田流破り 左美濃徹底ガイド

石田流対策の左美濃を勉強したい方には超オススメ!な良書です。棒金や袖飛車など急戦ではなく、持久戦にスポットを当てています。本組と7七角型に分けて、それぞれに対する戦い方を解説しています。

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