上達法

(勉強法)定着しやすいおすすめの定跡書の読み方

定跡書を買ったはいいものの全然身についてないという方、いますよね。

僕もそのうちの一人だったのですが、買って満足、読み終わって満足しちゃうんですよね。悪い癖だとは思っているもののなかなか直らないものです。

結局はこれって定跡書の勉強法、定跡書に対する向き合い方が間違っているわけです。

今回は、少し前から実践し始めているおすすめの定跡書の読み方を紹介します。実戦に効果が出ているかはわかりませんが、確実に定跡は定着するやり方です。

序中盤が苦手という方も、ぜひ試してみて下さい。

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1.まず範囲を決めてさらっと読む

大抵の定跡書は章がいくつかに分かれていますね。例えばこの「四間飛車破り(急戦編)」なら、第1章に4五歩早仕掛け、第2章に4六銀左急戦、第3章に棒銀について、といった感じ。

一気に全部の章を勉強するのは大変なので、まず学びたい章を決めます。

そして、さらっと読んでいきます。ある程度の棋力があれば脳内で棋譜を進めていけると思うのですが、まだ始めたばかりの人などは脳内で棋譜を進めていくのが大変かもしれません。そうであれば、盤駒やソフトを使って並べても良いでしょう。

さらっとと言いましたが、変化が複雑で分かりずらいところもあると思いますが、ここでは戦型の大筋を掴めれば大丈夫です。どういった狙いで指し手を進めていくのか、どういった流れなのかということを大まかに確認していきます。

話が変わりますが、脳内で棋譜を進めていくのが大変な人は、「次の一手方式」の定跡書を買うといいと思います。有名どころで言うと「○○を指しこなす本」シリーズや「ひとめの○○」シリーズなどですね。

ここで必要な定跡と要らない定跡を分ける

定跡をたくさん勉強するのは良いことですが、自分の指す必要のないところまで知る必要はありません。

私たちはプロではありません。序盤勉強を効率化していくために、その戦型の中で自分にとって必要な定跡と必要でない定跡を分けていきます。定跡書にはたくさんの手順が載っていますからね。

相手から変化の手順がある場合、それは覚える必要があります。ですが自分からわざわざ変化を増やしていく必要はありません。

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2.並べる+読み直し

自分にとって本当に必要な定跡が分かってきたら、その変化について棋譜を入力していきます。読みながらで構いません。

ここではスマホアプリやパソコン向けの棋譜並べソフトがおすすめです。盤駒で実際に並べても構いませんが、ソフトでやる場合は手順を戻すのが簡単です。

スマホアプリの場合は「自由将棋盤」が、パソコンの場合は「Kifuw」がおすすめです。

一通り変化が並べ終わったら、実際に自分で動かしつつ本で確認していきます。

ここではじっくり一手一手考えて見ていきます。定跡の一手一手には意味があるので、その意味について考えながら並べると定着が早いでしょう。

例えば次の一手を動かす前に、何も考えずに動かすのではなく、この手を指すと相手はどう動いてくるのか、何故この手が良いのかなどということを考えながら指すと良いと思います。

この手順を何周かすると、だんだん定跡が自分のものになってくると思います。

ソフトで研究

一通り定跡の手順が頭に入ったら、ソフトで分岐点などを研究していきます。ぶっちゃけ1.2だけでも十分かもしれませんがソフト研究をしっかりやっておくと相手に序盤から差をつけられます。

将棋ソフトの選び方と基準などについてはこちらをご覧ください。

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少しでも気になった点は見ておく

定跡書を並べてみて、少しでも気になった変化はソフトで確認しておくことをおすすめします。

なぜこの手が推奨されているのか、相手が別の手を指したらどうするのか、など一つ一つソフトで見ていきます。

実戦では全ての相手が定跡書通りに指すわけではありませんからね。

わざと定跡を外して研究するのも手

一般的に悪いといわれている指し方でも、アマチュアの間ではその限りではありません。

メジャーな戦型であっても、「相手が知らないけれども自分は知っている」であろう変化はたくさん作ることができます。

終盤の入り口までやると勝ちやすい

将棋の勝敗は終盤の最後の最後まで分からないものではありますが、終盤の入り口くらいまで研究しているとなお良いです。

例えば、居飛車対振り飛車の対抗系。捌きあってお互いが飛車を打ち合った局面だとします。

ここで終盤の入り口くらいを研究しておけば、自玉/相手玉の安全度や肝となる一手が分かります。

実戦をしてみる

定跡を覚えた戦型を実戦で使っていきます。といっても道場やオンライン将棋対戦アプリなどではその戦型が出てくるかは分かりませんので、ソフトを使って対局するのも良いと思います。

さて、どのようにソフトで実戦をしていくかですが、仕掛けのすこし前くらいまでとりあえず並べていきます。そこから、ソフトと対局をしていきます。

ソフトに思いもよらない変化をされたり、いざ実戦で指してみるとうまく戦えなかったりもあると思います。

両方を持って指してみる

ソフトと対局する際は必ず両方を持って指してみるよう心がけています。有名な「ひふみんアイ」と同じような感覚なのかもしれませんが、相手側をもって指してみることで分かるようになることも多いです。

しっかり検討

検討は絶対にしっかりやりましょう。その戦型の勉強のみならず、全体的な棋力の向上にも確実につながっていきます。

僕はソフトとの対局や対局の検討に市販ソフトの「激指」を愛用しています。マイナビBOOKS制作の有料ソフトですが、高いだけあって機能が豊富で使いやすいのが特徴です。

費用を抑えたい方は、フリーソフトでも良いと思います。

愛用している将棋ソフト「激指」の機能と特徴、ダウンロード方法
激指とは マイナビBOOKSが販売している市販の有料将棋ソフトです。価格はダウンロード版で8640円と、かなりの値段がします。今愛用しているのは「激指14」です。定跡道場(別のシリーズ)を除いた激指で最新のものです。 <...
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