将棋入門

【将棋入門】金将・銀将の動かし方と特徴

金将(以下「金」)と銀将(以下「銀」)は、特に金駒と呼ばれる、攻めにも守りにも柔軟に使える駒です。

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金の動かし方

金は、斜め後ろ以外の自分の周囲6マスの進むことのできる駒です。成駒はなく、敵陣に入っても成ることはできません。

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銀の動かし方

銀の動き方は金と似ていますが、斜め後ろに動ける代わりに横方向と真後ろには動けないのが特徴です。

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銀には金と違い、成駒が存在します。成銀の動きは、金と全く同じです。銀は斜め後ろに動けるという金との差別化点が存在するため、銀を成れるという状況であっても、成らないという判断をすることもあります。

金と銀の配置

金銀は王様を護衛するための駒の集まりです。ですから、5九にいる玉の回りに置かれます。

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金と銀の役割の違い

金と銀は同じ金駒として括られることの多い似通った駒ではありますが、その役割は大きく異なります。

金の特徴

金はあくまで「守り」の駒です。斜め後ろに進めないという弱点はあるものの、それ以外の周囲のマスに進むことができます。後ろに下がりづらく、あまり柔軟でない駒ので、攻めの最前線で使うということはしずらいですが、安定性がある分、玉の守りには最適です。

例えば下図は矢倉囲いという玉の囲いです。囲いには通常金を2枚、銀を1枚投入します(残りの銀1枚は通常攻めに使います)。玉の囲いに銀を2枚ではなく金を2枚使っていることからもわかるように、金は守りに最適の駒です。

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また、金は攻めにはあまり向いていないものの、玉を最終的に詰ます時にその威力を発揮します。下図を見てみると、左では金を、右では銀を使って王手をしています。左では、玉はどこにも逃げ場所がない(=詰み)のに対して、右では玉は銀が横に進めないのを利用して、4二や6二に逃げることができます。

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金は斜め後ろ以外への利きが完璧なので、玉を最終的に詰ます際にも重宝されます。

銀の特徴

銀は、金ほどの安定性はありません。ですが、斜め後ろに動ける分柔軟性は抜群で、攻めにも守りにも使うことができます。

下図は、棒銀戦法という将棋の戦法です。棒銀という名前からもわかるように、飛車と銀を縦に並べて敵陣突破を目指す戦法です。

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銀は前への利きがあるので、敵陣突破の強い手助けをしてくれますし、仮に成功しなかった場合でも、斜め後ろへの利きを利用して、柔軟に体制を整えられます。

金と銀の手筋

金の手筋

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金と銀のどちらが強い?

金と銀はどちらも強力な金駒ですが、どちらの方が強いか、すなわちどちらの方が価値があるか、というのを比べると、わずかに金に軍配があがります。

金は自分の周囲6マスに利きがあるのに対して、銀は5マスのみ。また金は終盤で安定性を発揮するのに対して、銀はどちらかというと序盤・中盤で活躍する駒です。金銀交換は基本的には金を取った側が得になります。

桂馬・香車の価値

桂馬と香車は、将棋の駒のなかではそこまで価値のあるこまではありません。むしろ、その特徴的な動きを活用して、うまくさらに価値のある駒(金や銀)との交換を狙っていくといった役目があります。

駒の価値:飛車≧角>金≧銀>桂≧香>歩

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